国鉄民営化30周年、4月から変わること

2017(平成29)年度がスタートしました。今年は1日が土曜日、これを投稿した2日が日曜日なので、あまり“新年度感”はないのかもしれません。しかも、1日の東京は気温が一桁台と真冬並み…寒の戻りでした。
もっとも、2日は東京で桜が満開となり、明けて3日の月曜日からいよいよ本格的に新年度スタートということになりそうです。

さて、1日でJRは国鉄民営化から30周年を迎えました。基幹新幹線や大都市圏のあるJR東日本、JR東海、JR西日本の“本州3社”は好調です。
私が物心の付いた頃は国鉄末期なので記憶はあまりないのですがJR化後を振り返ると、車両の刷新、駅ナカ、ICカード等JRの姿もかなり変わりました。

一方、ローカル線を抱えるJR北海道とJR四国は厳しい経営で格差が広がっています。
これまで廃線に追い込まれた鉄路は数多くありますが、世界に先駆けて超高齢化社会を迎えた日本で公共交通機関がどうあるべきか、もっと真剣に考えられるべきだと思います。

もう一つの“3島会社”であるJR九州は独自路線に徹しており、観光列車ブームの火付け役となっています。また、JR貨物は昨今のドライバー不足やモーダルシフト推進で民営化後初の黒字になるという明るい話題もあります。

JR東日本ユーザーの私が気になるのは、頻発する人身事故やトラブルと、目に見えるコストダウンでしょうか。
人身事故やトラブルは色々と難しい問題なので改めて取り上げたいと思いますが、ホームに駅員さんが立っている時間が昔に比べて短くなったように思いますのでコストダウンもその一因かもしれません。
また、「みどりの窓口」の閉鎖や人員減少も増えています。確かに今は自動券売機で新幹線や特急も取れますが、ちょっと複雑な払い戻しなどは窓口に行く必要があります。ただ、その窓口が最寄り駅になかったり、人員が少なく長蛇の列ということも…。
「東京~新大阪の新幹線自由席」といった単純な要件は、窓口混雑緩和のためにも自動券売機に誘導すべきですが、そのような用途も未だ窓口で多く、背景に機械への抵抗感もありそうで、なかなか難しい問題かもしれません。

その他、4月から変わることを簡単にまとめました。

  • 富士重工業の社名がブランド名である「SUBARU」に
  • JXホールディングスと東燃ゼネラル石油が経営統合「JXTGホールディングス」に
  • 都市ガス自由化 LNG調達がハードルで電力自由化程の盛り上がり無く
  • JAL(日本航空)の新たな路線開設の制限が終了し、羽田~NY便就航
  • 原発事故避難指示の一部解除 JR常磐線・浪江駅~大高駅の運転再開
  • 食料油↑、紙製品↑、タイヤ↑
  • 年金支給額↓、年金保険料↑、介護保険料↑、後期高齢者医療の軽減幅↓、雇用保険料↓、自賠責保険料↓