ゴールデンウィーク中の新聞…憲法、ネットのポジティブな力

気持ちのよい天気が続く今年の連休。只今、NACK5「Funky Friday」をBGMに無音のテレビをたまに横目で見ながら、数日分溜まってしまっていた新聞を読んでいるところです。テレビのワイドショーでは北朝鮮や殺人事件、観光地の話題などが多い一方、この間の新聞は結構重い話題が続きます。

今年は憲法の施行から70年の節目ということのためか、3日の憲法記念日に前後して憲法関連の記事が多く見受けられます。全てを読むのはなかなかヘビーな量で、見出しのみで飛ばしてしまった記事もあるほどです。
歴史的経緯や識者の意見が多い中、安倍首相が2020年に新しい憲法の施行を目指す決意を表明したことは、少なからず衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。
急に現実味を帯びてきましたが、当面は“共謀罪”中心の国会が続き、私たちの暮らしに密接な民法改正も審議入りしており、天皇陛下の退位を巡る法案の審議も控える中で、憲法改正まで手が回るのか疑問です。
確かに現憲法は現代社会にそぐわない部分も出ていることは否定できないですし、諸外国でも憲法施行後に一度も改正していない事例は皆無に近いという話もあります。しかし、憲法は言うまでもなく国家の根幹に関わる最重要法です。くれぐれも「東京オリンピック・パラリンピックに合わせて2020年」などという安易で拙速なことにはならないよう、国会での議論の深まりを望みます。同時に、国民も憲法が自分の生活に影響することと意識して、積極的に政治へ参加する姿勢が求められます。

憲法以外でも、安全保障関連法に基づく新たな任務の武器等防護の初実施をはじめとして、連休中にもかかわらず政治関連の話題が多いように思います。北朝鮮情勢やフランス大統領選挙の決選投票など、日本の連休とはお構いなく世界は動いています。
また、東京新聞で連載中の「象徴天皇いのちの旅」は、国民に心を寄せてきた天皇皇后両陛下の想いに大変心を打たれました。

そんな中、5日付東京新聞4面でアトピー性皮膚炎に苦しみながらも、起業家としてアトピー対策を共有するコミュニティサイトuntickle(アンティクル)を運営されている女性の記事が印象に残りました。
全くの無知でお恥ずかしい限りですが、アトピーで寝たきりの状態になることもあるそうで、肌の痒み・痛みに加えて精神的にも不安定になってしまうそうです。想像を絶する苦労をされている中で、同じ症状で悩む方々の力になる事業をされていらっしゃることに敬意を表します。
インターネットの普及で最も大きく変わったことは、誰もが世界中に発信できるようになったことです。さらに、同じ想い・考え・悩みが集まり情報や知恵を共有しあう、リアルとは別のコニュニティが生まれてきました。ネットを巡っては何かとネガティブな話題が大きく取り上げられがちですが、untickleを拝見していて改めてネットのポジティブな力を感じました。