タブレットはクローンディスプレイとして有効活用も!

お客様との打ち合わせでノートパソコンを使うのですが、その際、お客様と画面を一緒に見るのに難儀する場面が多々ありました(お客様に画面が見えるようにすると、こちらのキーボード操作がし難い)。
プロジェクタや大型ディスプレイなどがあれば解決しますが、その様な設備が整っていない状況が大半です。

そこで、モバイルサイズの外付けディスプレイを打ち合わせに持参しデュアルディスプレイ(デュアルモニタ、マルチモニタ、マルチディスプレイ)にして、ノートパソコンと同じ画面を表示するミラー表示(クローン表示)が出来れば、と考えていました。
これを叶えるモバイルのディスプレイは少ないながらも市場に出ていますが、タブレットやスマホにも当然ながらディスプレイが付いているのだから、新たな投資をせずに活用できないかと思い付きました(スマホはやはり画面サイズが小さいので、お客様に見せるには8インチ以上のタブレットが良いと思います)。

ネットで検索すると色々な方法が出てきますが、私が最近使い始めた方法はリモート操作ソフトとして有名なTeamViewer(商用は有償)。
ネット環境があればソフトをインストールしIDとパスワードを入れるだけなので、設定がほとんど必要なく簡単です。
(セキュリティ強化のためパスワードの桁数は多めに設定すると良いでしょう。メニュー「その他」>「オプション」>「セキュリティ」の「パスワードのセキュリティレベル」で変更可能)。

ノートパソコンとタブレット両方にソフトをインストールして、ノートパソコンの画面をタブレットで表示させます。タブレットをお客様にお見せすれば、ノートパソコンは向きを変えること無くそのまま使えるというわけです。
AndroidやiOSアプリも出ていますので、古いタブレットの有効活用はもちろんのこと、安価なAndroidタブレットを購入しても使えるかと思います。

TeamViewerは上述したミラー表示やソフト本来のリモート操作だけですが、デュアルディスプレイで利便性を発揮する拡張表示も他のソフト・アプリで実現出来るようです。
いつの間にか身の回りに沢山あるディスプレイ、有効活用してみてはいかがでしょうか?