建設業の難関な概念 専任技術者、主任技術者、監理技術者…3つの技術者

工事経歴書

建設業のお客様に、「主任技術者、監理技術者って何? 専任技術者とどう違うの?」とご質問をいただきました。

私も行政書士を開業する前に建設業許可について勉強した時、この3つの技術者の違いを理解するのに時間がかかりました。書籍や行政の資料を読んでも分かりにくい部分です。今でもこれをシンプルに説明するのは至難の業です。

そこで、今回は一般建設業許可のお客様、「主任技術者」の説明が中心で「監理技術者」の詳細な説明は省く、正確さは若干欠くものの分かりやすくする、という前提で以下のように回答してみました。

貴社の場合、一般建設業許可ですので、全ての工事に「主任技術者」が必要です。「監理技術者」は特定建設業許可のみとなります。
(元請工事が税込4,000万円以上でこれを下請に出す場合は、特定建設業許可に変更が必要です)

「主任技術者」は「専任技術者」の要件を満たす人である必要があります。ただし、「専任技術者」と異なり、行政へ申請する必要はありません。

「専任技術者」が「主任技術者」となることは原則NGです。「専任技術者」は営業所に常勤して仕事をしている、という前提があるためです。ただし、近隣の工事であれば「専任技術者」でもOKな場合※があります。

「主任技術者」は、毎年提出する1年分の工事経歴書の「配置技術者」の欄に登場します。近隣の工事ではないのに「主任技術者=専任技術者」、とならないように注意が必要です。

※詳細はhttps://www.mlit.go.jp/common/000004806.pdf